白髪染め女子大生がするなら?

私は、日々学校に通い、それなりにキャンパスライフを過ごしている、どこでもいるような女子大学生です。
一般的な大学生と違うとしたら、自分が新聞配達の奨学生だということでしょうか。
起床してから登校直前までは朝刊、放課後から夕飯までは夕刊の配達をしています。
大学三年となった今では特に苦労もなく淡々とこなし、スケジュールにも余裕が出るようになりましたが、なれるまではかなりの苦労をしまして...いざ自分で生計を立てて生活するとなると、大学生行くか新聞配るか寝るかという、自分の予想を上回る多忙な大学生活の幕開けでした。
しかし一番辛かったのは、やはり放課後に友人と遊びに行けなかったことです。
朝勤務が辛く大学ではいつも居眠りしていた上京したての自分は独りきりになっていました。
そして夏期休みあたりから自分自身の生活に深刻に悩むようになってしまって...。
気がつけば、若白髪がチラホラ、人生初の若白髪にさらに愕然しながら、最初はブチブチ抜いていたのですが、そのうち自力では対処出来ない本数になって来てしまいました。
かなりショックはショックだったのですが、これは髪を染める初のチャンスだと思い、思い切ってドラックストアへ、白髪を誤魔化すというよりかは全体的に明るい色に染めたかったので、少し赤っぽい茶色の染髪剤を購入することにしました。
が、初めての事なんで、ムラがあり御世辞にもうまく染まっているとは言えない状態になってしまい、それ以前に、肝心の白髪が染まりきっていないという事に気が付き、気分もろとも最悪な状態になってしまいました...。
後日、少しお金が出来てから一度はちゃんとしたことで染めてもらおうと、大学の友人からのクチコミで、少し高級感のある美容室に行ってみました。
田舎から上京してから毎日目が回るような日々を送っていた私からしてみればそこは別世界で、とても魅力的な空間だと感じたのは今でも思い出すことができます。
そこで、ストレスからなる頭髪へのダメージや、染髪に関する基礎的な知識を美容師さんから教わりつつ、親切に白髪も一緒に染髪してもらうことが出来ました。
その一時が、当時の自分にとってはとてもリラックスができ、日頃募っていた緊張が一気にほぐれました。
それ以降、金銭的な理由でその店には通っていませんが、それ以前に、白髪を気にすることがなくなり、且つ日頃の生活に少し前向きに慣れたせいなのか、少し白髪が減ったような気もします。
今は髪を染めること自体無くなったのですが、いつか自分にまた悩みができ、白髪が増えてきてしまった時には、また染髪しに行こうと思っています。